中国株(終了):下落、上海総合指数は5週ぶり安値-景気鈍化懸念で

中国株式相場は下落。上海総合指 数は5週間ぶりの安値を付けた。資産バブルの回避に向けて中国当局 が融資規制を続ける中で、同国の景気拡大が鈍化する恐れがあるとの 観測が広がった。

中国最大の銅生産会社、江西銅業(600362 CH)は3.6%安。中国 の潜在成長力についてモルガン・スタンレーが低下するとの見通しを 示したことがマイナス材料。不動産株は保利房地産集団(600048 CH) と金地集団(600383 CH)を中心に下落。中国の引き締めサイクルは終 わっていないとしたラッセル・インベストメンツの指摘が嫌気された。

一方、ビール醸造会社の青島ビール(600600 CH)は2008年1月 以来の高値に上昇し、消費関連株の上げをけん引。中国人民銀行(中 央銀行)の顧問が内需拡大の必要性を指摘したことが手掛かり。人民 元高に伴う燃料コストの低下などが好感され、中国国際航空(601111 CH)など航空株も買われた。

ソシエテ・ジェネラルのアジア担当株式ストラテジスト、トッド・ マーティン氏はブルームバーグテレビジョンのインタビューで、「今の から年末までの期間はこの低成長を乗り越える必要がある」と語った。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の両方に連動す る上海総合指数は前週末比9.98ポイント(0.4%)安の2588.71と、 先月12日以来の安値で終了。同指数は先週2.4%値下がりし、この2 カ月余りで最大の下落率だった。上海、深セン両証取のA株に連動す るCSI300指数は前週末比0.4%安の2849.83。

--Zhang Shidong. Editors: Allen Wan, Richard Frost

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