【ECB要人発言録】緊急措置解除優先、利上げはその後-ノボトニー氏

9月13日から19日までの欧 州中央銀行(ECB)要人らの主な発言は次の通り(記事全文は発 言者の氏名をクリックしてください)。

<9月17日> ノボトニー・オーストリア中銀総裁(ウィーンで記者団に対し発 言):非伝統的な措置の引き揚げを協議することが優先事項だ。現 行の政策金利が長期的に維持されないのは極めて明白だが、出口戦 略のプロセスにおいて利上げが協議されるのは後の段階となる。

ウェーバー独連銀総裁(エストリッヒヴィンケルで講演):ソブリ ン債デフォルト(債務不履行)というリスクを根絶するためには財 政規律に関しはるかに厳しい枠組みが必要だ。場合によっては制裁 が自動的に発動される仕組みも必要かもしれない。

ウェーバー独連銀総裁(エストリッヒヴィンケルで講演):金融危 機から依然脱却していないものの、経済情勢は改善している。

ノボトニー・オーストリア中銀総裁(ウィーンで発言):銀行が中 銀資金への依存を断ち切るのを支援するのは各国政府の役目だ。

<9月15日> ビニスマギ理事(ブリュッセルで発言):ギリシャの財政問題がユ ーロ圏を脅かしたことを踏まえ、各国政府はユーロの機関的な土台 の強化に努めるべきだ。

<9月14日> ウェーバー独連銀総裁(ベルリンで講演):バーゼル銀行監督委員 会の銀行新規制はより耐性のある金融システム構築に向けた大きな 一歩だ。

<9月13日> ドラギ金融安定化理事会(FSB)議長・イタリア中銀総裁(バー ゼルでの記者会見で):世界的な規制の新しい枠組みを作る作業は まだ完了していない。当局はシステムにとって重要な金融機関の問 題に取り組む必要がある。

トリシェ総裁(BIS総裁会議後の記者会見で):バーゼル銀行監 督委員会が合意した銀行自己資本に関する新規制を米当局が導入す ると信頼している。世界規模でわれわれが合意した基準が順守され るよう、最大限の力を注いで監視するのが監督当局の責任だ。

オルドニェス・スペイン中銀総裁(バーゼルで記者団に対し発 言):バーゼル銀行監督委員会による新たな資本規制の順守に向け 銀行に認められた移行期間は十分だ。この結果に非常に満足してい る。

ウェリンク・オランダ中銀総裁(オランダの公共ラジオ局「ラジオ 1」に対し発言):世界各国の銀行は新たな自己資本規制を満たす ために巨額の資本を必要とする。新規制によって経済が打撃を受け るとはみていない。

リイカネン・フィンランド中銀総裁(記者団に対し発言):バーゼ ル銀行監督委員会が合意した新たな銀行規制ルールは意欲的な改革 であり、段階的導入により景気回復を制限することなく金融システ ムを支え、中長期的に持続可能な成長を支えることになろう。

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