韓国中銀総裁:日本単独では円高問題解決できず-介入効果限定的

韓国銀行(中央銀行)の金仲秀総 裁は、外国為替市場への単独介入の効果は限られるとして、日本が単 独で円高の問題を解決することはできないとの見解を示した。

金総裁はソウル郊外の仁川で2日前に行ったメディア向けセミナ ーで語ったもので、「日本は単独では円高の問題を解決できない」と 指摘。その上で、「日本は米国や中国を含む他の国との政策協調が必 要になろう。一国が市場介入によってこの問題に取り組もうとすると、 その効果は限定的だ」と述べた。

日本は今月15日、円の対米ドル相場が15年ぶりの高値になった ことを受けて、輸出業者を円高から守るため6年半ぶりの為替介入を 実施した。これを受け、韓国が自国通貨ウォンの最近の上昇を抑える ため対策を取るのではないかとの思惑が広がった。韓国は国内総生産 (GDP)の約半分相当を輸出が占めている。

金総裁はセミナーで「韓国の国際貿易への依存度が極めて大きい ため、国際貿易はわが国の諸外国との関係に与える影響は非常に大き い」と述べた。総裁発言は19日に解禁された。

韓国ウォンは過去3カ月間に4.5%上昇し、先週末17日の終値は

0.3%上昇の1ドル=1160.7ウォンだった。ウォンの一段の上昇は サムソン電子や現代自動車といった企業の輸出競争力をそぐ恐れがあ る。

金総裁は通貨に関する国際協調についての質問に対し、韓国は「 今、この問題で何かを言う状況にはない。われわれは、わが国経済に いかなる影響を及ぼすかを見守る必要がある」と答えた。

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