NYSEなど米取引所、極端な呼び値禁止を提案-5月の急落要因説

米国の主要取引所を運営するNY SEユーロネクストとナスダックOMXグループ、バッツ・グローバ ル・マーケッツの3社は、5月6日の株式相場急落を悪化させたとさ れる「スタブ・クオート」を排除することについて監督当局に許可を 求めた。

「スタブ・クオート」は数セントという買い呼び値や数千ドルと いう売り呼び値といった実勢とは極端に乖離(かいり)したもので、 マーケットメーカー(値付け業者)は規制義務を履行するために提示 するが、そうした水準での取引成立を意図したものではない。取引所 運営3社は米証券取引委員会(SEC)に対し、サーキットブレーカ ー(値幅制限)の発動回数を最小限に抑えることを狙って最良気配(N BBO)との乖離幅に規制の導入を要請した。

米国株の時価総額が20分足らずで8620億ドル(約74兆円)失わ れた5月6日には、トレーダーらが市場から引き揚げて少数の注文し か残らない状況で、コンサルティング会社アクセンチュアなどの銘柄 が1セントで約定し、相場が急落していた。