武田薬の糖尿病薬「アクトス」に膀胱がんリスクみられず-FDA

武田薬品工業の糖尿病治療薬「ア クトス」の使用による膀胱(ぼうこう)がんリスクの増加は、10年間 の調査の暫定データではみられなかったと、米食品医薬品局(FDA) が17日発表した。

FDAは武田薬が提出したデータに基づく分析で「アクトスの使 用と膀胱がんリスクとの間に統計上、重要な関連性はない」ことが示 されたとの見解を示した。

アクトスは糖尿病治療薬の売り上げで世界トップ。FDAによる と、以前に行われたラットや人間への試験では、膀胱がんの「潜在的 リスク」が示されていた。1999年にFDAからアクトスの販売承認を 受けた武田薬は、このリスクを評価するための10年にわたる調査の実 施に同意していた。

FDAは「安全性に対する懸念について調査を進めており、追加 情報を入手した際には最新情報を公表していく」と説明した。