欧州株(17日):下落、アイルランド債務懸念や米経済指標で売り

欧州株式相場は下落。アイルラ ンドの銀行が一段の政府支援を求める可能性があるとの懸念や、 米消費者マインド指数が予想を下回ったことを背景に売りが優勢にな った。一方、フランスの小売り企業カルフールは20億ドル(約 1700億円)規模の店舗改装計画が好感され、買いを集めた。

アイルランドには国際的な金融支援が必要になるとの懸念が高ま るなか、同国のアライド・アイリッシュ銀行や建設資材メーカーのC RHが大きく下落した。UBSが業績見通しを引き下げた英銀バーク レイズも安い。カルフールは小売株指数の上げをけん引し、同指数は 約2年ぶりの高値に上昇した。店舗改装計画発表を受けて、アナリス トの投資判断引き上げが相次いだ。

ストックス欧州600指数は前日比0.2%安の262.86で終了。 週間ベースでは0.7%安と、今月に入って初の下落。同株価指数は 5月に付けた年初来安値から13%戻しているが、世界経済の見通しと 比べてこの上昇が正当化されるかどうかを投資家が見極めようとして おり、これで4日続落となった。

ベアリング・アセット・マネジメントの運用担当者、ジェーム ズ・バックリー氏は「経済指標は強弱まちまちの内容が続いているが、 10月の決算シーズンになるまではマクロ経済環境に引き続き市場の 関心が集まるだろう」と述べた。

アライド・アイリッシュ銀が安い

アライド・アイリッシュ銀行は11%安。アイルランド銀行は

7.1%下落。CRHは1.5%値下がり。

バークレイズは3.2%安。UBSはバークレイズの向こう3年 間の業績見通しを引き下げた。

カルフールは4.6%高の40.02ユーロと、終値ベースでは08 年6月以来の高値となった。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE