「水面下」で調整か-円売り介入でゴールドマンのオニール氏

ゴールドマン・サックス・グル ープのチーフエコノミスト、ジム・オニール氏は、日本当局による今 週の円売り介入は、20カ国・地域(G20)当局者が日本の政策を支 持するために協調したことを示唆しているとの見方を示した。

オニール氏はブルームバーグラジオの番組で、「米国が中国につ いて大騒ぎをしていた週に日本が介入に踏み切ったという事実は特に 興味深く、水面下で微妙な調整があった可能性が示唆される」と語っ た。「人民元は上昇を続けた。これらすべてが、G20当局者が練り 上げた水面下の計画だと考えることができる」と語った。

日本は1ドル=82円88銭まで円高が進んだ後に介入した。ガイ トナー米財務長官は16日に人民元の上昇ペースは遅すぎると発言し、 今週の人民元は2年4カ月ぶりの大きな上昇となった。

オニール氏は、中国当局は「人民元の上昇を小出しにしたようだ」 として、「米国に対して最もインパクトが大きくなる瞬間を待ってか なり賢くタイミングを計ったのではないだろうか」と述べた。

同氏はまた、介入は「日本にとって正しい行動だった」とも述べ た。

同氏はゴールドマンの資産運用部門の会長に就任する。