米投資会社4社、ヒーローホンダのホンダ保有株取得で競う-関係者

プライベートエクイティ(PE、 未公開株)投資会社の米KKRとTPGキャピタル、カーライル・グ ループ、ベイン・キャピタルの4社は、インド最大の二輪車メーカー、 ヒーローホンダをめぐりホンダが保有する株式の一部取得に向け競い 合っている。直接事情を知る関係者5人が明らかにした。

関係者のうち3人は公式発表前を理由に匿名で、4社のうち2社 が共同でヒーローホンダの株式約15%を11億ドル(約940億円)相 当で取得する可能性があると語った。関係者の2人は、同社株26.21% を保有するヒーロー・グループのムンジャル一族に5%売却される公 算があると述べた。

関係者の3人によれば、ホンダは26%保有するヒーローホンダ株 を1年余りかけて減らす計画をヒーロー・グループと協議している。

関係者の2人によると、両社はまたヒーローホンダへの技術提供 について、現在の契約が切れる2014年から先の契約延長について協議 している。関係者の1人は、新たな合意は投資会社が株式を取得する 可能性を一段と高めるとみている。

ホンダの広報担当、黒田芳幸氏(東京在勤)は資本関係について 協議していると語った。詳細には触れず、14年より先の技術協力を延 長するかについてはコメントを控えた。これまでは10年おきに契約が 更新されてきたという。

ヒーロー・グループの広報担当アシュワニ・シャルマ氏(ニュー デリー在勤)の携帯電話に連絡したが、今のところ返答は得られてい ない。ヒーローホンダの広報担当バラテンドゥ・カビ氏はコメントを 控えた。

カーライルのマネジングディレクターでインドの買収チーム責任 者、ラジーブ・グプタ氏は「投資機会をめぐるうわさ」についてコメ ントしなかった。ベイン・キャピタルのマネジングディレクター、ア ミット・チャンドラ氏とTPGのインド部門ディレクター、アモル・ ジェイン氏、KKRのインド部門最高経営責任者(CEO)のサンジ ェイ・ネイヤー氏には電子メールを送付したが返答はない。

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