香港株(終了):上昇、ハンセン指数は5カ月ぶり高値-資源株が高い

香港株式相場は上昇。年初からの 下げ幅を帳消しにし、ハンセン指数は5カ月ぶりの高値で終了した。 資源株や電力株が買われた。

金属相場の上昇を好感し、産金会社で中国最大手の紫金礦業 (2899 HK)は1.2%高。国内最大の電力会社の子会社、華能国際電力 (902HK)は4.8%上昇。親会社がエネルギー資産を同社に提供すると 発表したことや、当局が値上げを実施する可能性があるとBNPパリ バが指摘したことが手掛かり。

婦人靴販売で中国最大の百麗国際(1880 HK)は4.7%高。人民元 が今週ドルに対し上昇したことに支えられ、香港を本拠に中国本土で 事業展開する企業の株価も上がった。

中国建設銀行(939 HK)や顧客数で世界最大の電話会社、チャイ ナ・モバイル(中国移動、941 HK)も値上がりした。

大福アセット・マネジメントのポートフォリオマネジャー、ダニ ー・ヤン氏(香港在勤)は「香港株式相場は年初来の高値を試す」と 述べた上で、「世界ではすでに大半の株式が年初来高値を試した。香港 株は先が遠かったが、今はファンダメンタルズが最良の状態だ」と語 った。

ハンセン指数は前日比279.41ポイント(1.3%)高の21970.86 と4月15日以来の高値で終了。3週連続の値上がりで、週間上昇率は

3.4%と2月26日終了週以来の大幅な上げとなった。ハンセン中国企 業株(H株)指数は前日比1.4%高の12171.19。