首相:批判承知で介入、断固たる措置取る姿勢は不変-会見

菅直人首相は17日夜、内閣改 造にあたり、官邸で初の記者会見を行い、政府・日銀による為替市場 への単独介入について、欧米などで批判的な意見が出ていることは承 知の上で踏み切ったとして、好ましくない変動に対しては断固たる措 置を取る姿勢は変わらないと言明した。

首相は「いろんな意見があることはもちろん承知している。いろ んな意見がある中で、同時に急激な為替の変動は好ましくないという 立場に立って為替介入に踏み切った。好ましくない変動に対しては断 固たる処置を取っていくという姿勢は変わらない」と強調。今回の為 替介入については「円高に対しては6年半ぶりの為替介入を行って現 時点では一定の効果を上げている。このことも含めて金融政策さらに は財政政策をしっかりと打っていく」と述べた。

追加的景気対策について首相は「国民生活に直結する景気対策な ら野党と合意形成は可能」との見通しを示した。その上で、補正予算 について「野党とある程度の話し合いの中で方向性が見えれば、野党 の希望も入れた形で組むことがあれば国会の審議も順調にいく。一方 的にこの時期に出すということを決める前に、意見交換をしていく中 で提出時期も考えたい」と述べ、提出時期も含めて野党と協議してい く考えを明らかにした。

また、社会保障制度改革と財源に関する与野党協議にも前向きな 姿勢を示した。

改造内閣の姿勢については「有言実行内閣を実現したい」との決 意を表明した。その上で、具体的政策課題として「やらなければなら ないことは第一には経済の課題だ。景気であり雇用であり成長であり、 さらには予算であり、経済に関しては一歩たりとも気を緩めることは できない」 と言明した。

--Hitoshi Sugimoto

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