シャープ社長:今月下旬に電子書籍戦略、年内に3D携帯投入

液晶パネル国内最大手のシャープは 27日に電子書籍事業に関する説明会を開くことを発表した。同事業のビ ジネスモデルなどが明らかになる見通しだ。

片山幹雄社長は17日都内で開いた記者懇親会で、試作モデルの端 末を掲げて同事業への意気込みを見せた。同社長は、ネットワーク経由 でソフトウエアなどを提供するクラウドサービスによって、「新しいビ ジネスの広がりをいくらでも考えられる」と今後の事業展開の可能性に ついて語った。

シャープは7月、通信部門の柱に育てる電子書籍事業の技術につい て発表。年内にも国内で電子書籍の配信サービスや対応端末の販売を目 指す方針。電子書籍端末市場では米アップルの「iPad(アイ パッド)」や米アマゾン・ドット・コムの「キンドル」が世界展開を進 めており、米で市場を開拓してきたソニーも企業連合を組み年内に日本 に再参入する。

また片山社長は3D(3次元)映像を撮影し、裸眼で視聴できる世 界初の多機能携帯電話(スマートフォン)を年末に国内外で発売するこ とも表明した。3D対応カメラを搭載し、撮影した静止画や動画が裸眼 で立体的に見える。画面には4月にシャープが発表した3D対応の小型 液晶パネルを採用する予定。

スマートフォン市場では米アップルの携帯電話「iPhone(ア イフォーン)」などが先行しており、シャープも自社技術を生かして追 撃する。

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