米シタデル、顧客獲得でヘッジファンド手数料引き下げ検討-関係者

ケン・グリフィン氏が創業した米 ヘッジファンド会社、シタデル(運用資産111億ドル=約9500億円) は主力ファンド2本で手数料の引き下げを検討している。過去20年で 最悪となっている資金調達環境の中で顧客を引き付けるのが狙い。事 情に詳しい関係者2人が明らかにした。

同社2大ファンドのケンジントンとウェリントンは、業界標準で 年2%とされる運用報酬を顧客に請求する方式ではなく、すべての費 用を顧客に転嫁する方式を採用している一握りのファンドの一角。同 社の費用は最高で運用資産の8%に達している。通常は4-6%。

シタデルは2008年の相場急落で運用資産の55%を失った。投資 家らは総額12億ドルの解約を求めたが、同社は2009年後半まで償還 を停止した。2009年にプラス62%、今年は同4%のリターンを記録し たものの、運用資産は顧客への返金で1年前の135億ドルから減少し ている。

関係者らによると、シタデルはまた、顧客の解約を容易にする可 能性もあるという。シタデル広報担当のデボン・スパージョン氏は見 直しの可能性についてコメントを控えた。

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