IMF:インドネシア中銀は利上げに積極姿勢を-物価上昇圧力高まる

インドネシア中央銀行は国内経済 の成長加速の兆しに対応し、利上げに前向きな姿勢を示唆すべきだと、 国際通貨基金(IMF)はみている。

IMFアジア太平洋部門のトーマス・ランボー氏は、インドネシ ア中銀について、「金融政策をめぐり一段と先を見越した姿勢を取る必 要がある」と指摘。「インフレ率を引き下げ、低水準に抑える一段と強 い取り組みが必要だと確信する」とコメントした。これらの発言はI MFのウェブサイトに掲載された。

インドやマレーシア、タイ、オーストラリアなどほかのアジア太 平洋諸国と違い、インドネシア中銀は利上げを控え、政策金利を1年 余り過去最低の6.5%に据え置いている。

ランボー氏は、資本流入と与信の伸び加速が国内の流動性を高め ていると指摘。IMFはインドネシア中銀に対し「インフレ期待を4 -6%の目標レンジに収めるため、インフレ圧力の高まりに対応する 用意があることを示唆する」よう促した。今年の消費者物価上昇率を

5.9%と予想。昨年は2.8%だったという。