石油のスタトイル:子会社IPO、幹事にBOAやシティ起用-関係者

ノルウェーの石油・天然ガス最大 手スタトイルは、燃料・小売り子会社スタトイル・リテール・アンド・ フュエルの新規株式公開(IPO)の引受金融機関に、同国のABG スンダル・コリエル・ホールディングと米バンク・オブ・アメリカ(B OA)、シティグループを起用した。事情に詳しい関係者2人が明らか にした。

IPOは年内に計画されており、規模は最大10億ドル(約860 億円)に達する可能性がある。発表前であることを理由に同関係者の 1人が匿名を条件に明らかにした。ノルウェーでのIPOとしては 2006年以降最大規模となる公算もある。

スタトイルは北海の原油埋蔵量減少に対応し、海外事業を拡大し ている。そうしたタイミングでIPOを実施するスタトイル・リテー ルの評価額は100億-120億クローネ(約1400億-1700億円)に 上るだろうと、アークティック・セキュリティーズのアナリスト、ト ロンド・オムダル氏は16日、電話インタビューで指摘した。

スタトイルの広報担当ジャニク・リンドバーク氏は「10-12月 期中の上場に向け、計画は順調に進んでいる」と述べたが、引受金融 機関を起用済みかどうかやIPOの規模についてはコメントを避けた。 同日の電話取材に答えた。

ABGとシティの担当者からのコメントはこれまでのところ得ら れていない。BOAのロンドン在勤の広報担当者はコメントを控えた。

スタトイルの取締役会は3月にIPO計画を承認。同社が当時明 らかにしたところによると、IPO後も過半数株を保有し続ける方針。