ツルハHD株反発、営業時間延長で既存店伸長-GS証は目標株価上げ

全国でドラッグストアを展開する ツルハホールディングスの株価が前日比2.1%高の3580円まで反発。 営業時間の延長などで既存店売上高が伸びており、業績上振れ期待が高 まっている。

同社が16日の取引終了後に発表した6-8月(第1四半期)決算 によると、本業のもうけを示す連結営業利益は前年同期比23%増の43 億円となり、通期予想に対する進ちょく率は33%になった。営業時間 延長に加え、カウンセリングの強化や重点商品の販売好調で既存店売上 高は2.9%増加し、営業利益率は5.6%と同0.7ポイント改善した。

ゴールドマン・サックス(GS)証券の河野祥シニアアナリストは 17日付の投資家向けリポートで、想定以上の決算でサプライズだった と述べ、目標株価を従来の3400円から4000円に引き上げた。

河野氏はドラックストア業界について、「ツルハやコスモス薬品な ど業態の差別化要素があり、ローコスト運営の小商圏ドラッグのシェア 拡大が加速中で、計画大幅上振れが予想される」という。

ツルハHDが据え置いた通期(2011年5月期)の連結営業利益予 想は前期比5.7%増の130億円。GS証は今回同利益予想を149億円に 引き上げ、会社計画を15%上回ると予測した。