米シティグループ:「完全に安全」なソブリン債は存在し得ない

ドイツや米国など最上級格付けの 国も含めて先進国が発行した国債は、歳出のニーズが歳入を上回るペ ースで拡大しているため「完全に安全」とは言えないと、米シティグ ループは指摘した。

シティはデフォルト(債務不履行)リスクの最も高い国としてギ リシャを挙げ、アイルランドやポルトガル、スペインも高リスク国だ と指摘。米国も「5年超の視野では」返済が難しくなる状況に直面す る可能性があると予想した。

ロンドン在勤エコノミストのウィレム・ブイター氏らは16日に 電子メールで配布したリポートで「完全に安全だと見なすことが可能 なソブリン債は存在し得ないとの結論に達した」と説明。ただ「先進 国によるデフォルトが今後5年以内に発生する可能性は低いと依然と してみている」と付け加えた。

ユーロ圏周辺国の国債は、財政赤字削減難航をめぐる懸念で、ド イツ国債に対する利回り上乗せ幅(スプレッド)が過去最高水準に達 している。ギリシャ国債のスプレッドは16日、907ベーシスポイン ト(bp、1bp=0.01%)。

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