米オラクルの6-8月期:市場予想上回る利益-サン貢献

世界2位のソフトウエア会社、オ ラクルの6-8月(第1四半期)決算は、調整後の1株利益がアナリ スト予想を上回った。企業のIT(情報技術)支出の回復に支えられ、 データベース・ソフトウエアと、傘下のサン・マイクロシステムズの サーバーコンピューターの売り上げが好調だった。

オラクルの16日の発表資料によれば、買収関連や他の一部費用 を除いた1株利益は42セントと、ブルームバーグがまとめたアナリ スト予想平均(37セント)を上回った。

オラクルは買収を通じて獲得した多様なソフトウエア製品を提供 することで、企業支出の改善を売り上げの増加に反映させようとして いる。同社はまた、1月のサン買収によってコンピューターハードウ エアも手中に収めた。アナリストらは、オラクルが米ヒューレット・ パッカード(HP)のマーク・ハード前最高経営責任者(CEO)を 起用したことについて、サンの経営とハードウエア分野に進出する上 でプラスになると指摘している。

ジャニー・モンゴメリー・スコットのアナリスト、ササ・ゾロビ ック氏は「全体的に各項目で予想外の結果だった」とした上で、「IT 支出は回復しており、この数四半期間、オラクルは全体的なIT環境 を上回る好調さを見せていた」と説明した。

株価上昇

決算発表後の米時間外取引で、オラクルの株価は一時4.7%高の

26.55ドルを付けた。通常取引終値は25.36ドル。年初来では3.4% 上げている。

6-8月期売上高は、買収企業からの繰り延べ分を含む一般会計 原則に従わないベースで、前年同期比50%増の75億9000万ドル(約 6510億円)に上った。アナリスト予想の平均は73億2000万ドル。

オラクルのサフラ・カッツ社長は電話会議で、9-11月(第2四 半期)の一部項目を除いた1株利益が45-47セントになるとの見通 しを示した。アナリスト予想は45セント。売上高は為替変動の影響 を除いたベースで前年同期比43-47%増になるとした。売上高予想 の下限は84億ドルと、市場予想の平均(82億1000万ドル)を上回 った。

純利益は20%増の13億5000万ドル(1株当たり27セント)。 前年同期は11億2000万ドル(同22セント)だった。