米企業の社債保証コスト、6週間ぶり低水準-クレジットデリバティブ

16日のクレジット・デフォル ト・スワップ(CDS )市場で、米企業の社債保証コストは6週間 ぶりの低水準となった。米国の新規失業保険申請件数の予想外の減少 が背景にある。

マークイット・グループ によれば、北米企業の信用リスクの指 標であるマークイットCDX北米投資適格指数のスプレッドは、ニュ ーヨーク時間午後5時40分(日本時間17日午前6時40分)現在、

1.8ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の102bpと、8 月5日以来の低水準。

米労働省がこの日発表した11日終了週の新規失業保険申請件数 は前週比3000件減の45万件。ブルームバーグがまとめたエコノミ スト42人の予想(中央値)では45万9000件への増加が見込まれて いた。

欧州では、英国の8月の小売売上高指数が前月比0.5%低下した。 ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想は0.3%の上昇だった。 これを受けて欧州企業の社債保証コストは上昇した。

マークイットによると、投資適格級の欧州企業125社で構成す るマークイットiTraxx欧州指数のスプレッドは1.2bp上昇し、

106.8bp。主に高リスク・高利回りの50銘柄で構成するマークイッ トiTraxxクロスオーバー指数は3bp上昇の475bp。