加RIMの6-8月:市場予想上回る収益-高機能端末好調

スマートフォン(多機能携帯端末) 「ブラックベリー」を製造するカナダのリサーチ・イン・モーション (RIM)の6-8月(第2四半期)決算は、高機能端末への需要増 を追い風に売上高と利益が共にアナリスト予想を上回った。

同社の16日の発表資料によれば、売上高は前年同期比31%増の 46億2000万ドル(約3960億円)。ブルームバーグがまとめたアナリ スト予想平均は44億9000万ドルだった。1株利益は1.46ドル。市場 予想平均は1.36ドルだった。

端末の出荷台数は1210万台と、前年同期比45%増加した。RI Mは9-11月(第3四半期)には500万-540万台の純増が見込める としている。

YCMネット・アドバイザーズ(カリフォルニア州)の主任投資 ストラテジスト、マイケル・ヨシカミ氏は、「RIMの契約者数と売り 上げの伸びは、非常に目覚ましい」と指摘。米アップルの多機能携帯 電話「iPhone(アイフォーン)」や米グーグルの基本ソフト(O S)「アンドロイド」搭載端末にシェアを奪われつつあっても、まだ成 長の余地があるとの見方を示した。同氏はRIM株を保有していない。

調査会社IDCによれば、スマートフォン市場におけるRIMの シェアは第2四半期に18.2%と、前年同期の19%から低下した。一方 で、アップルは14.2%と、同13%から上昇。アンドロイドは17.2% と同1.8%から大幅にシェアを伸ばした。

RIMの株価は時間外取引で一時50.81ドルと、ナスダック市場 での通常取引の終値(46.49ドル)から4.32ドル(9.3%)上昇した。

第2四半期の純利益は7億9670万ドルで、前年同期の4億7560 万ドル(1株当たり0.83ドル)から拡大した。

RIMは第3四半期について、売上高53億-55億5000万ドル、 1株利益1.62-1.70ドルとの見通しを示した。アナリスト予想の売上 高48億2000万ドル、1株利益1.39ドルをいずれも上回る。粗利益率 は約42%と、第2四半期の44.5%から低下すると見込んでいる。