北朝鮮:党代表者会、延期したもよう-総書記の健康悪化などの観測

北朝鮮は30年ぶりの朝鮮労働 党・党代表者会を、自ら予告した時期までに開催しなかったもよう だ。息子への権限委譲を準備する金正日総書記の健康悪化などの観 測が浮上している。

北朝鮮の国営メディアは先に、正確な日付は特定しないものの 労働党が「9月の初め」に党代表者会を開き、「最高指導部」を選出 すると報じていた。しかし9月が半分終わった現時点で、代表者会 についての発表はない。金総書記の健康悪化か最近の洪水の被害が 理由で開催が延期されたという観測などを呼んでいる。

代表者会では、金総書記が三男ジョンウン氏の後継指名を推し進 めるとみられていた。前回の1980年の大会では、金総書記が故金日 成国家主席の後継者としての地位を固めた。韓国のニュース専門ケ ーブルテレビYTNなどは金総書記の健康問題が大会延期の理由と の観測を報じている一方で、北朝鮮内の権力闘争を指摘する声もあ る。

韓国国防研究院の上級研究員、白承周(ペク・スンジュ)氏は「金 総書記と党幹部は次期指導者について合意に達していないもようだ」 とし、「金総書記自身、現時点でどの程度の権力を息子に与えるか、 決めていないのかもしれない」と述べた。