日銀:17日の当座預金残は2兆円増の見込み-為替介入受け

日本銀行の16日夕の発表によると、 あす17日の当座預金残高は2兆円の大幅増加の見込み。政府・日銀が 6年半ぶりに実施した大規模な円売りドル買いの為替介入資金が市場 に放置されたことを受けたとみられる。

日銀が午後5時46分に公表した日銀当座預金増減要因と金融調 節(予想)によると、15日実施の為替介入額が反映される17日の財 政等要因の支払額は2兆2600億円に膨らむ見込み。短資会社3社によ る介入を除いた事前予想額は4000億-5000億円程度だった。

セントラル短資の金武審祐執行役員は、「財政資金の予想のぶれを 考慮すると、15日の国内外の市場で実施された円売りドル買い介入の 規模は2兆円程度と予想できる」と指摘した。

この結果、17日の当座預金残高は前日比2兆円増の17兆1000億 円程度になる見込み。金武氏は、「日銀は資金供給オペを減らさないよ うにして、介入資金を市場に完全に放置している」と指摘。今月の当 座預金については「介入次第だが20兆円を大幅に上回る可能性がある」 との見方を示した。