インド中銀:予想上回る幅の利上げ-インフレ抑制を強化

インド準備銀行(中央銀行)は16 日、市場予想を上回る幅の利上げを決めた。高成長が続く中、インフ レ抑制への取り組みを強化する。

インド中銀は同日の金融政策決定会合で、政策金利であるレポ金 利を5.75%から6%に引き上げた。同金利の引き上げは今年5度目。 リバースレポ金利は4.5%から5%に上げた。同中銀が声明を発表し た。

ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想では、リ バースレポ金利の0.5ポイント引き上げを予想していたのは16人中 2人のみ。レポ金利は11人が0.25ポイントの引き上げを予想。3人 は据え置きを見込んでいた。

コタク・マヒンドラ銀行のチーフエコノミスト、インドラニル・ パン氏は、「インド中銀はインフレに対しタカ派の姿勢を堅持し、イン フレが依然許容できないほど高水準にあることを示唆した」と指摘。 世界の経済情勢が現状よりも悪化しない限り、同中銀は少なくとも

0.25ポイントの追加利上げを実施する公算が大きいと見方を示した。

同中銀は声明で、「全般的に引き続き堅調な成長を予想している」 とし、インフレ率については「数カ月間は高止まりする可能性がある」 と予想した。

一方、金利スワップ市場は、インド中銀による一連の利上げが休 止に近づいていることを示唆している。野村ホールディングスはこの 日の金利発表前に、来年3月末までの今年度で今回が最後の利上げに なるとの見方を示していた。