【テクニカル分析】原油相場、上昇しても84ドル止まりか-ショーク

原油先物相場は上昇しても1バレ ル=84ドルを上回れない可能性がある。テクニカルチャートによる と、その水準で上昇する勢いが失われているためだ。

ショーク・グループ(米ペンシルベニア州)のアナリストらによる と、ポイント・アンド・フィギュア・チャートのパターンに基づけば、 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油相場の上値抵抗線は82 -84ドルで形成されている。原油相場は過去1年半で5回、このレン ジに到達したが、上抜けることができなかった。5月3日には日中取引 で高値87.15ドルを付けたが、その後は下落相場となり同月20日には

64.24ドルまで下げた。

ショーク・グループのスティーブン・ショーク社長は14日付リポ ートで、「厚い上値抵抗線のチャンネルが82-84ドルにできており、 2009年10月、10年1月、3月に2回、8月にも上抜けに失敗してい る」とし「4-5月に1回だけ上回ったが、急激な下落に転じ年初来安 値を付けた。この水準が鍵を握っていると考えている」と述べた。

ポイント・アンド・フィギュア・チャートは、時間や出来高を示さ ずにトレンドを測るもの。上昇パターンは「X」、下落パターンは 「O」で示される。動きはリバーサルと呼ばれるあらかじめ規定された ユニットで測られる。

月は、1-9月は数字で10-12月はA-Cで示される。例えば、 9月からのトレンドは9で、10月のトレンドはAで表示される。

ポイント・アンド・フィギュア・チャートは原油相場が5月に底を 打ち上昇トレンドにあることを示している。上昇トレンドのピークは8 月4日の82.97ドル。