中国:銀行に対する資本規制強化が融資の伸びを抑制へ-ゴールドマン

中国の銀行に対する資本規制強 化の方針が、同国の融資の伸びを景気拡大ペースにより釣り合った水 準に鈍化させると、ゴールドマン・サックス・グループはみている。

中国銀行業監督管理委員会(銀監会)の草案は、銀行に景気変動 に備えるための最大4%の資本保全バッファーの保有を求めていると、 事情に詳しい関係者が15日、明らかにした。大手銀行の自己資本比 率の最低基準は現行の11.5%から最高15%に引き上げられるという。

ゴールドマンの北京在勤アナリスト、寧和、徐然の両氏は16日 のリポートで、「資本保全バッファーが導入されれば、今後の融資の 伸びに大きな影響を与えるだろう」と指摘した。

両氏は、新たな資本規制により、融資の伸び率は現在の20%か ら12-16%に低下し、名目国内総生産(GDP)成長率に沿った水準 により近づくと予想した。中国の銀行の新規融資は2009年に過去最 高の1兆4000億ドルに達し、不良債権に関する懸念や資産バブルを 引き起こした。

発表前であることを理由に関係者が匿名で語ったところでは、銀 監会の草案では、銀行は自己資本のうち総資産に対し少なくとも6% を普通株で持つことを義務付けられる。銀監会は各行からのフィード バックを求めており、計画は変更される可能性があるという。

--Luo Jun, Zhang Dingmin. Editor: Philip Lagerkranser, Russell Ward

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