中国株(午前):下落、3週間ぶりの安値-銀行融資の規制強化懸念で

16日午前の中国株式相場は下落。 上海総合指数は3週間ぶりの安値を付けた。中国政府が銀行融資の 抑制に向け規制を強化するとの観測が高まった。

中国工商銀行(601398 CH)や中国建設銀行(601939 CH)が安 い。監督当局が2012年末までに自己資本比率を最大15%に引き上 げることを国内の大手銀行に義務付ける可能性があるとした事情に 詳しい関係者の発言が手掛かりとなった。金属や原油相場が下落す る中、銅生産で国内最大手の江西銅業(600362 CH)や石炭最大手の 中国神華能源 (601088 CH)が資源株の下げをけん引。ここ最近の 上昇は行き過ぎとの警戒感から広州薬業(600332 CH)を中心にヘル スケア関連株も売られた。

精熙投資管理の最高投資責任者(CIO)、王征氏(上海在勤) は「15%の目標が実施されれば銀行は融資を減らし、資本増強に向 けて増資に動くため、流動性が損なわれるだろう」と指摘。「医薬品 のような小型株の下落に驚きはない。現在の株価は数年先の潜在的 な成長をすでに織り込んでいるからだ」と語った。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の両方に連動 する上海総合指数は、現地時間午前11時半(日本時間午後零時半) 現在、前日比39.11ポイント(1.5%)安の2613.39。このままいく と終値ベースで先月27日以来の安値となる。上海、深セン両証取の A株に連動するCSI300指数は前日比1.3%安の2874.80。

--Zhang Shidong. Editors: Richard Frost, Reinie Booysen

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 関根裕之 Hiroyuki Sekine +81-3-3201-7850 hsekine@bloomberg.net Editor:Eiji Toshi 記事に関する記者への問い合わせ先: Zhang Shidong in Shanghai at +86-21-6104-7014 or szhang5@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Reinie Booysen at +65-6212-1154 or rbooysen@bloomberg.net

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