8月の米生産者物価指数は2カ月連続で上昇か-BN調査

8月の米国の生産者物価指数(P PI)は2カ月連続で上昇したもようだ。需要がデフレ回避に十分 な強さであることを示すとエコノミストは予想している。

ブルームバーグ・ニュースの調査では、8月のPPI全完成品 は前月比0.3%上昇(76社の予想中央値)の見込み。7月は同0.2% 上昇。食品とエネルギー価格を除いたコア指数は同0.1%上昇(72 社の予想中央値)とみられる。7月は0.3%上昇だった。コア指数 は前年同月比で1.3%上昇(31社の予想中央値)と予想されている。 7月は同1.5%上昇。

また、同日発表される今月のフィラデルフィア地区の製造業活 動は勢いが失われ、先週の新規失業保険申請件数は増加する見通し。

景気回復は今年これまでに比べると勢いが落ちており、企業が 商品原価の上昇分を価格に転嫁する余地は限られてきたようだ。バ ーナンキ連邦準備制度理事会(FRB)議長は物価上昇やさらなる ディスインフレが米景気に及ぼすリスクは低いとみており、指標が 予想通りならこうした見方を裏付けることになる。

MFグローバルのチーフエコノミスト、ジェームズ・オサリバ ン氏 (ニューヨーク在勤)は「経済成長は回復しており、デフレが 回避される見通しだ。インフレは引き続き落ち着いているが、プラ スで推移するだろう」と述べ、「FRBは金利を据え置くことができ る」と話した。

PPIは労働省が午前8時半(ワシントン時間、以下同じ)に 発表する。ブルームバーグ調査での予想レンジは前月比0.2%-

1.2%上昇。

同時刻に労働省が発表する先週の新規失業保険申請件数は、1 カ月ぶりに増加して45万9000件(42社の予想中央値)となったよ うだ。

フィラデルフィア連銀が午前10時に発表する9月の同地区製 造業景況指数は0.5(57社の予想中央値)に上昇したとみられる。 前月はマイナス7.7だった。同指数はゼロが拡大と縮小の境目を示 す。

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