エディオン株続伸、猛暑効果で上期純利益6割増と日経新聞

中部・西日本を地盤にした家電量 販上位のエディオン株が一時、前日比2.8%高の622円と続伸。8月 18日(628円)以来、約1か月ぶりの高値水準を回復した。今夏の猛 暑でエアコン販売が増えたことなどで、2010年4-9月期の連結純利 益は前年同期比6割増の見通しと16日付の日本経済新聞朝刊が報道。 業績上振れを見込む買いが優勢となった。

日経新聞によると、エディオンの8月のエアコン販売額が前年比 約2倍に伸長、家電エコポイント制度効果で薄型テレビや冷蔵庫の販 売も堅調に推移し、売上高は前年同期比6%増の4150億円、純利益は 同60%増の50億円前後になりそうという。

会社側が8月6日の第1四半期決算時点で示している4-9月期 (上期)の業績計画は、売上高が4000億円、純利益が30億円で報道 数値はこれを上回る。エディオンではきょう午前8時40分にリリース を発表、業績に関する報道は同社が発表したものではない、とした。

大和証券キャピタル・マーケッツ金融証券研究所・投資戦略部の 西村由美次長は、「猛暑効果は各社、業績への寄与が分かれるが、報道 が安心感を与えた」と指摘。伝えられた純利益予想数値の50億円前後 は、通期勘案しても「コンセンサス内」との見方を示した。

また西村氏は、「株価が抑えられていたこともあり、上昇余地はあ った。冬場も、気候によっては売り上げがさらに伸びる可能性もある」 と話している。エディオン株の前日までの年初来騰落率はマイナス 40%、同期間の東証1部小売株指数のマイナス3.8%を大きくアンダ ーパフォームしていた。