米フォードCEO:投資適格級の格付け、予想より早期に回復の見込み

米フォード・モーターは、投資適 格級の格付けを自社の予想よりも早期に回復する見通しだ。アラン・ ムラリー最高経営責任者(CEO)が15日、明らかにした。同社は 昨年、米大手自動車メーカーで唯一、経営破たんを免れた。

ムラリーCEOはニューヨークの航空関連団体、ウイングス・ク ラブでのイベントで、「現在は借入金の返済を進めているところで、 当社は予想よりもずっと早く投資適格級の格付けを取り戻すだろう」 と述べた。フォードは、信用市場が事実上の凍結状態に陥る前の 2006年に230億ドル(約1兆9700億円)余りを借り入れた。

同CEOは06年にボーイングから移籍して以来、「フォード」ブ ランドの拡充と製品の品質向上により、フォードの再生に取り組んで いる。今年1-6月(上期)は47億ドルの黒字を計上し、上期業績 としては1998年以来で最高となった。

米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は先月、 フォードの格付けを2段階引き上げて「B+」とした。これは投資適 格級を4段階下回る水準。フォードは05年に投資適格級の格付けを 失った。米ムーディーズ・インベスターズ・サービスもフォードに対 し、同じく投資適格級を4段階下回る「B1」格付けを付与している。

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