バーグステン米PIIE所長:人民元高は米雇用増につながる

米ピーターソン国際経済研究所(P IIE、ワシントン)のフレッド・バーグステン所長は、中国の為替 政策は米国の貿易にとって最も重要な問題であり、人民元の上昇は米 雇用の50万人増につながるとの見方を示した。

バーグステン所長は15日、下院歳入委員会で証言し、雇用増の大 半は製造業で見られることになり、賃金水準は米国の平均より高くな ると指摘した。同所長は、人民元は15-25%過小評価されていると推 計している。

同所長は、元上昇容認を中国に迫るためにオバマ大統領と議会が 講じるべき措置の概要を提示。米国はまず11月に韓国で開かれる20 カ国・地域(G20)首脳会議(金融サミット)で問題を提起し、第二 に中国が元高を容認しない場合に輸入関税が可能かどうか世界貿易機 関(WTO)に確認する必要があると述べた。第三には、ガイトナー 財務長官が中国を為替操作国に指定し始めるべきだと主張した。オバ マ政権はブッシュ前政権に続き、これまでのところ指定を避けている。

バーグステン所長はまた、米国はドル売り・元買いを開始し、中 国の元売り介入に対抗すべきだと指摘。中国が介入をやめれば、同国 の経常黒字は年間最大5000億ドル縮小し、米国の経常赤字も1200億 ドル減少するとの見通しを示した。

-- Editors: Steve Geimann, Larry Liebert

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 柴田 広基 Hiroki Shibata +81-3-3201-8867 hshibata@bloomberg.net Editor:Masami Kakuta 記事に関する記者への問い合わせ先: Mark Drajem in Washington at +1-202-624-1964 or mdrajem@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Steve Geimann at +1-202-624-1960 or sgeimann@bloomberg.net

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE