NY原油(15日):下落、パイプラインの稼動再開観測と円売り介入で

ニューヨークの原油先物相場は 2週間ぶりの大幅安。カナダから米中西部へ原油を輸送するエンブリ ッジ・エナジー・パートナーズのパイプラインが、操業を再開すると の当局者発言が材料視された。

パイプライン・危険物質安全庁シカゴ地区の上級エンジニア、カ ール・グリフィス氏は、エンブリッジのパイプラインは今週末には稼 動を再開すると述べた。日本政府・日銀は、円が対ドルで15年ぶり 高値を付けたことを受けて円売り介入を実施。エネルギー省の発表で は先週の原油在庫が予想通り減少し、原油の売り材料が重なった。

PFGベストのバイスプレジデント、フィル・フリン氏(シカゴ 在勤)は、「週末までにパイプラインの稼動が再開されるならば、供 給を心配する理由はない」と指摘。「原油はドルの動きに左右される ため、日本政府の円売り介入も押し下げ要因となった。」と語った。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物10月限は前 日比78セント(1.02%)安の1バレル=76.02ドルで取引を終了 した。年初からは4.3%下げている。

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