ギリシャ:歳入増目標、達成できない公算大-在外者向け債券発行へ

ギリシャのパパコンスタンティ ヌ財務相は、同国が2010年通期の歳入増加の目標を達成できない可 能性が高いと述べ、国外在住者を対象とした債券を発行する計画を明 らかにした。ギリシャは欧州連合(EU)で2番目に高い財政赤字比 率の圧縮に取り組んでいる。

ギリシャは今年、1100億ユーロ規模のEU主導の救済を受ける 条件として、公務員の給与削減や消費税の引き上げなど一連の緊縮財 政を実施。ギリシャ政府は最初の8カ月間で30%超の財政赤字削減を 達成したが、歳入の伸びはわずか3.3%と、13.7%の目標を下回っ ている。

パパコンスタンティヌ財務相はブルームバーグテレビジョンとの インタビューで「歳入の伸びについてはやや遅れをとっているが、歳 出の削減がこれを補って余りある」と述べ、「ギリシャはリセッショ ン(景気後退)に陥っているため、若干の歳入不足となる可能性があ る」と続けた。