香港株(終了):ハンセン指数は上昇-産金株や輸出関連株が高い

香港株式市場ではハンセン指数 が上昇。金価格の最高値更新を好感して産金株が買われたほか、8 月の米小売売上高の増加を手掛かりに輸出関連株も値上がりした。

産金会社で中国最大手の紫金礦業(2899 HK)は1.4%高。米ナ イキの靴を受託製造する裕元工業(551 HK)は5.3%上昇した。 海洋油田開発で中国最大手の中国海洋石油(CNOOC、883 HK) は1.1%値上がり。親会社の中国海洋石油総公司が発表した今年の 生産量見通しが好感された。

一方、広州市の不動産最大手、広州富力地産(2777 HK)は2.5% 安。中国銀行業監督管理委員会(銀監会)が一部の銀行に対し、自 己資本比率の引き上げを義務付ける可能性があるとの観測が売り材 料。中国銀行(3988 HK)も売られた。

ハンセン指数は前日比29.60ポイント(0.1%)高の21725.64。 一時は0.3%安まで値下がりした。ハンセン中国企業株(H株)指 数は前日比0.4%安の12088.30。

シンダ・インターナショナル・ホールディングスの調査ディレ ク ター、キャスター・パン氏(香港在勤)は「最近の経済指標は、 世界経済がすでに回復に向かっていることを示している」と指摘。 「しかし、投資家はこの回復の持続性に不安を感じている」と述べ た。