中国:大手銀行に自己資本比率15%義務付ける公算-関係者(Update1

中国銀行業監督管理委員会(銀監 会)は、同国の「システムにとって重要な」銀行に対し、自己資本比 率を2012年までに15%まで引き上げることを義務付ける公算だ。事 情に詳しい関係者が明らかにした。

発表前であることを理由に関係者が匿名を条件に述べたところ によれば、銀監会が策定を進めている案では、自己資本のうち総資産 に対し少なくとも6%を普通株で持つことを銀行に求める。

中国は過去1年に国内銀行に対する資本規制を厳格化してきた。 09年の新規融資が1兆4000億ドル(約120兆円)規模に膨らんだこ とから、銀行の資産劣化や財務力低下への警戒を強めている。中国の 銀行は今年に入って計840億ドル以上の増資計画を発表した。

関係者によると、中国当局は銀行に中核的自己資本(Tier 1)比率8%を義務付ける。全体的な自己資本比率の最低基準は10% とし、さらに最大4%の資本バッファーで景気変動に備えることを求 める。

システムにとって重要と見なされる銀行については、これに加え て1%の上積みを義務付けると関係者は述べた。自己資本比率の最低 基準は最大手の銀行では15%となる。これらの銀行は12年までに基 準を満たすことを要請され、その他の銀行の順守期限は16年だとい う。大手行に対する現在の自己資本比率最低基準は11.5%。

システムにとって重要な銀行はまた、貸倒引当金を12年までに ローン債権総額の2.5%以上とする必要がある。その他の銀行は16 年までに同水準を満たすことが求められる。

銀監会の報道官は当局の方針として個人名を明かさず、現時点 でコメントできないと述べた。

--Luo Jun, Zhang Dingmin. Editor: Philip Lagerkranser

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