米住宅金融:政府支援「出口」探る議会、ファニーとフレディで公聴会

【記者:Dawn Kopecki】

9月15日(ブルームバーグ):米議会は15日、救済に約1500億ド ル(約12兆7400億円)もの税金を投じ、公的管理下に置かれて2年 が経過したファニーメイ(連邦住宅抵当金庫)とフレディマック(連 邦住宅貸付抵当公社)について、政府支援をどのように終わらせるか という問題に取り組む。

2008年に政府支援機関(GSE)の2社を公的管理下に置いた監 督当局は、納税者の損失に歯止めをかけ、両社が買い取った問題のあ る住宅ローン債権を金融機関に買い戻させるよう求める圧力にさらさ れている。しかし、すべては住宅市場の回復を妨げることなく行う必 要がある。

下院金融委員会がこの日開く公聴会では、財務省のマイケル・バ ー次官補と米連邦住宅金融局(FHFA)のエドワード・デマルコ局 長代行が証言に立ち、住宅金融制度の抜本的改革に向けた進展状況を 説明する予定だ。

オバマ政権と議会は、制度改革の一環としてGSE2社の将来の 在り方を検討している。FHFAによれば、両社は07年末から今年4 -6月(第2四半期)までの間に一戸建て住宅購入者向けの住宅ロー ン保証で1660億ドルの損失を被った。ガイトナー財務長官は来年初め までに住宅金融の包括的な改革案を公表する方針だ。

オッペンハイマーの銀行アナリスト、クリス・コトウスキ氏は 「300万-400万戸もの過剰な住宅こそが米経済が抱える最も大きな 問題だ。過剰な供給を吸収し、問題を解決するにはさらに2、3年か かるだろう」と話している。