NYマンハッタン賃貸集合住宅:8月空室率は1.1%-9カ月ぶり上昇

米ニューヨーク市マンハッタンの 賃貸集合住宅の8月の空室率は、同市の失業率が9%超にとどまり、 家主による借り主への家賃優遇などが減少する中で9カ月ぶりに上昇 した。市内の不動産ブローカー、シティハビタッツが明らかにした。

同社が15日発表した月次賃貸リポートによると、8月の賃貸集合 住宅の空室率は1.1%と、前月の0.88%から上昇した。空室率は昨年 11月以降低下が続いていた。

シティハビタッツは、家主が新規の借り主に1カ月間賃貸料を無 料にするなどの優遇措置を減らしたことに加え、NY市の失業率がほ とんど改善していないことが空室率を押し上げた可能性があると指摘 している。NY州労働局で入手可能な最新データによれば、同市の7 月の失業率は9.4%。6月は9.5%だった。

同社のゲーリー・マリン社長はインタビューで、「景気をめぐるニ ュースは強弱入り混じっている」と述べた。

同リポートによれば、マンハッタンのスタジオ(1ルーム)タイ プと寝室1部屋付き物件の8月の賃貸料は前月からほぼ横ばいで、そ れぞれ平均で1821ドル(約15万5000円)、2487ドル。寝室2部屋付 き物件の賃貸料は1%上昇の3450ドル、同3部屋付きは1%下落の 4590ドルだった。

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