ゲイツ氏とバフェット氏、中国の富裕層に慈善活動参加を呼び掛け

米マイクロソフト共同創業者 のビル・ゲイツ氏とバークシャー・ハサウェイの会長を務めるウォー レン・バフェット氏は、慈善事業の協議のため中国訪問を計画してい るが、それに先立ち同国の富裕層に対し、慈善活動を通じて社会に一 石を投じる好機だと呼び掛けた。

世界長者番付で2位のゲイツ氏(54)と同3位のバフェット氏 (80)は、中国国営の新華社通信が14日に掲載した書簡で、「中 国で成功を収めた現世代の企業家にとっては将来の世代の規範となる 好機だ」と指摘。「そうした人々が、現代の中国で大規模な慈善事業 がどのように成長・発展していくかに強い影響を与える公算は極めて 大きい」と付け加えた。

ゲイツ、バフェット両氏は、資産の少なくとも半分を慈善事業 に寄付するよう、資産家の説得に当たっている。米経済誌フォーブズ によれば、両氏の資産は合わせて1000億ドル(約8兆5000億円) 相当に上る。この書簡は新華社からの質問を受けて執筆された。これ より前、中国紙の経済観察報は、北京での両氏との私的会合への招待 を「幾人かの」中国人資産家が辞退したと報じていた。

両氏は「一部の人々はわれわれの訪中が寄付を促すためだと思 っているかもしれないが、全くそうではない」として、「中国には特 有の事情があり、慈善活動へのアプローチも独自のものとなろう」と 指摘した。両氏は、「数週間以内に」中国を訪問する計画だと述べた。