円高止まらず政府に危機感、介入効果あった-バークレイズ・山本氏

バークレイズ銀行の山本雅文チー フFXストラテジストは、15日午前に政府・日銀が円売り・ドル買い の為替介入を実施したことや為替相場への影響について、以下の通りコ メントした。

介入のタイミングについて:

「民主党代表選で菅直人首相が再選し、恐らく野田佳彦財務相も 留任という体制が固まったので実施したのではないか。再選後に円高が 進み、米国では経済指標が改善しても金利が上がらず、ドルが上昇しな い状況がはっきりしたため、行動しないと円高が進む危機感が高まっ た」。

介入効果とドル・円相場について:

「初回の介入にしては効果があったとの印象を市場に与えている。 あくまで円高阻止であり、円を押し下げるものではないため、円安の動 きを追いかけて介入することはないだろう。輸出企業からの円買いも出 てくるため、円高方向に戻った時、どの水準で再び介入するかだ。今週 のドル・円相場は83円-86円のレンジでみている」。