米ブラックロックCEO:ファンドに「非常に力強い」資金流入

米資産運用会社ブラックロックの ローレンス・フィンク最高経営責任者(CEO)は、今四半期の同社 ファンドへの資金流入は「非常に力強い」と指摘した。英銀バークレ イズから買収した部門の統合が進展していることが背景にある。

同氏は14日、バークレイズ・キャピタル主催のニューヨークでの 業界会議で、株式や債券、現金ファンド、上場投資信託(ETF)を 含め「全体的に」新たな資金の流入が見られたと語った。この発言を 受けて、ニューヨーク市場で同社株価は昨年7月以来最大の上昇率を 記録した。

昨年12月のバークレイズ・グローバル・インベスターズ(BGI) 買収に伴い顧客が投資内容を見直すなか、同社は4-6月(第2四半 期)に304億ドル(約2兆5600億円)の純資金流出に見舞われたが、 状況は好転しつつあるようだ。フィンクCEOは「事業には新たな勢 いがつきつつある」と語った。同社の運用資産は3兆1500億ドル。

フィンクCEOはまた、業界全体をみると、米景気の先行き不透 明感が増すなかで投資家は債券や現金に資金を向けていると指摘。国 外では中国やインド、ブラジルなどの成長が顕著だと述べた。