米マスターカード:中国銀聯との覚書、両社に収入増もたらす公算

電子決済ネットワークで世界2位 の米マスターカードは中国銀聯との合意により、両社のクレジットカ ードが使える店舗が増え、ともに収入増につながる可能性があると指 摘した。

マスターカードの広報担当者、クリス・モンテイロ氏は14日の インタビューで、中国銀聯と交わした覚書が今後、中国に旅行するマ スターカード保有者や海外旅行中の銀聯カード保有者にとっての利便 性向上につながる合意をもたらす可能性があると語った。マスターカ ードの電子決済サービスは、銀聯の顧客向けに用いることも可能だと いう。

同氏は「意図するところは、こうしたすべてを両社の収入増につ ながる形で行うことだ」と語った。

マスターカードの10日発表によれば、中国は2020年までにク レジットカード発行枚数が約9億枚に達し、米国を抜いて世界最大の クレジットカード市場となる見通し。25年までの決済額の伸びは年 14%となり、発行枚数は同11%増える公算が大きい。

モンテイロ氏によると、アジェイ・バンガ最高経営責任者(CE O)が最近の中国訪問中に、覚書の完成に尽力したという。