世界経済「デフレスパイラル」の恐れ、時期尚早な緊縮財政で-国連

欧米における時期尚早な緊縮財政 によって、消費が低迷し、失業者があふれる「デフレスパイラル」に 世界経済が追い込まれつつあると国連が警告している。

国連貿易開発会議(UNCTAD)は14日発表した貿易開発報告 で、中国とドイツ、日本は国内消費を拡大する必要があるとする一方、 米国については世界的な不均衡是正に向けて個人消費を減らすべきだ と提言した。

UNCTADは204ページに及ぶ報告書で、「デフレスパイラルと 雇用情勢のさらなる悪化を防ぐために財政拡大的なスタンスの継続が 必要だ。経済成長を押し上げ、雇用を拡大する手段として、すべての 国が輸出に頼れるわけではない。内需拡大をこれまで以上に重視する 必要がある」と指摘した。

報告書はその上で、「欧州における景気刺激策の早過ぎる解除観測 が域内景気の二番底のリスクを高めている。二番底が歳入への悪影響 を通じて、拡張的な財政スタンス継続よりも財政に大きな脅威となる ことがしばしば見過ごされている」と警告した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE