8月の米鉱工業生産の伸び鈍化か、自動車メーカーの生産縮小で

8月の米鉱工業生産指数の伸びは 鈍化したもようだ。先月の生産増を受けて、自動車メーカーが生産規 模を縮小したことが理由だとエコノミストらは指摘している。

ブルームバーグ・ニュースのエコノミスト調査によると、8月の 鉱工業生産指数は前月比0.2%上昇(78社の予想中央値)が見込まれ る。7月は同1%上昇だった。同日公表の9月のニューヨーク連銀製 造業景況指数は14カ月連続で上がり、8月の輸入物価指数も上昇した とみられる。

レイモンド・ジェームズ・アンド・アソシエーツのチーフエコノ ミスト、スコット・ブラウン氏は、「数カ月前ほど力強くはなさそうだ が、製造業の活動にはまだ改善がみられる」と指摘。新たなリセッシ ョン(景気後退)に陥る可能性について「今後はペースが鈍化するだ ろうが、必ずしも二番底というわけではない」と話した。

米連邦準備制度理事会(FRB)は8月の鉱工業生産指数を午前 9時15分(ワシントン時間、以下同じ)に発表する。調査の予想レン ジは前月比0.3%低下-0.5%上昇。

午前8時半に発表される9月のニューヨーク連銀製造業景況指数 は8(50社の予想中央値)に上昇したと見込まれる。8月は7.1だっ た。同指数ではゼロが製造業活動の拡大と縮小の境目を示す。

労働省は午前8時半に8月の輸入物価指数を発表する。ブルーム バーグ調査では、前月比0.3%上昇(51社の予想中央値)と、4カ月 ぶりの大幅上昇が予想される。