NY原油先物時間外:続落、76ドル台-在庫増やパイプライン再開観測

ニューヨーク原油先物相場は15 日の時間外取引で続落。先週の米原油在庫が増加したことや、先週閉 鎖された油送パイプラインの溶接が終了する見通しであることを嫌気 した。

米石油協会(API)が発表した先週の原油在庫は333万バレル 増加した。ブルームバーグ・ニュースの調査によると、15日発表され るエネルギー省の原油在庫では減少が予想されている。また、カナダ から米国に日量67万バレルを油送するエンブリッジ・エナジーパート ナーズのパイプラインで油が漏れていたため、溶接作業が行われてい た。

オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)の商品調査担 当責任者、マーク・パーバン氏(メルボルン在勤)は15日付電子メー ルで、原油相場が下落したのは「パイプラインの修理作業が終わりそ うだとの報道が流れた後だ」と指摘し、「APIの在庫統計も弱材料に なった」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物10月限は一時、 60セント(0.8%)安の1バレル=76.20ドルを付けた。シドニー時間 午前11時3分(日本時間同10時3分)現在、76.46ドルで推移して いる。前日の通常取引は39セント(0.5%)安の76.80ドルで引けた。 年初来では3.6%の下落。