インド中銀、今年5回目の利上げを検討へ-あす政策決定会合

インド準備銀行(RBI、中央銀 行)は16日の政策決定会合で、今年5回目の利上げを実施するかどう かを検討する。成長の勢いが強まっていることで、これまでのインフ レ抑制効果が失われる恐れがある。

ブルームバーグ・ニュースのエコノミスト調査によると、中銀は レポ金利を0.25ポイント引き上げて6%にすると、16人中11人が予 想し、5人は据え置きを予測している。リバースレポ金利については、 13人が0.25ポイント以上の引き上げを見込んでいる。

インドでは、インフレが購買力に打撃を与えているとして数百万 人の労働者がストを実施するなど、スバラオ総裁は厳しい立場に置か れている。8月のインフレ率は8.5%と伸びが鈍化しているものの、 世界で最も物価が高い国の一つだ。一方、マレーシアや韓国は今月、 世界的な景気回復ペース鈍化への懸念から政策金利を据え置いている。

英銀HSBCホールディングスのアジア経済調査部門共同責任者 のフレデリック・ノイマン氏(香港在勤)は「インドのインフレはア ジアの他の国に比べてはるかに大きな問題だ。中銀は、影響力をほと んど行使できないグローバルな要因ではなく、国内要因を心配すべき だ」と述べた。