ニコン株が続落、11年の液晶設備投資減速を懸念-みずほ証は格下げ

半導体・液晶製造用露光装置を手 がけるニコンの株価が前日比2.1%安の1380円まで続落。液晶テレビ 向けなどの需給緩和による在庫調整から、液晶設備投資の先行き不透明 感が強まっている。みずほ証券では2011年の液晶設備投資が10年予想 比15%減と試算し、同社株の投資判断を引き下げた。

みずほ証券は14日付で、複数のアナリストによる液晶パネルや関 連部材に対する業界リポートを作成。11年から12年にかけての液晶設 備投資は延期やキャンセルが必要な水準にあると結論づけた。そのうえ で、ニコンの投資判断を「アウトパフォーム」から「ニュートラル」へ 引き下げたほか、シャープの業績予想も下方修正した。

ニコンについては、担当の桂竜輔アナリストが液晶製造装置の減速 や為替前提の見直しから、11年3月期連結営業利益予想を650億円か ら570億円、12年3月期を1000億円から750億円にそれぞれ減額修正 した。妥当株価も2250円から1500円に引き下げた。