円が対ドル15年ぶり高値から急落、84円半ば-政府が円売り介入実施

東京外国為替市場では円が対ドル で約15年3カ月ぶり高値を付けた後、政府・日銀による円売り・ドル 買い介入の実施を受けて急反落している。野田佳彦財務相は15日午前 の記者会見で、為替介入を実施したことを明らかにした。

ドル・円相場はこの日の東京市場で一時、1ドル=82円88銭ま で円高が進み、1995年5月以来の円高値を更新。しかし、介入実施後 はドルが急速に値を戻し、84円台半ばまで円安に振れている。

野田佳彦財務相が15日午前、記者会見を行い、為替市場で円売 り・ドル買い介入を実施したと述べた。介入は日本による単独で、午 前10時35分に実施した。

政府・日銀による円売り・ドル買い介入は2004年3月以来、約6 年半ぶり。日本経済がバブル崩壊後の低迷と長期デフレに苦しむなか、 政府は03年から積極的な円売り介入を繰り返し、その総額は35兆円 に上った。

野田財務相は、円高の進行はデフレが続くなかで経済・金融に悪 影響を及ぼすとし、今後も介入を含めて断固たる措置を取ると強調し た。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE