カナダ・ドル:続伸、一時6週間ぶり高値に上昇-金利見通しで

14日の外国為替市場でカナダ・ ドルは米ドルに対して続伸。一時、約6週間ぶりの高値を付けた。カ ナダ銀行(中央銀行)が引き続き利上げを行う一方、米連邦準備制度 理事会(FRB)は政策金利をゼロ近辺で維持するとの予想が広がっ た。

この日、米ドルは主要16通貨中15通貨に対して下落。カナダ・ ドルも米ドルと韓国ウォン以外の全主要通貨に対して値を下げた。

ロイヤル・バンク・オブ・カナダ(RBC)のシニア為替ストラ テジスト、デービッド・ワット氏(トロント在勤)は電話インタビュ ーで「カナダ銀行は来年、利上げを行う見通しで、カナダの景気は力 強さを増している。そのことがカナダ・ドルにとってプラスに働き、 上昇の支えとなっている」と指摘。「ただし、米ドルの軟調を受けて カナダ・ドルはこの日、他のG10(主要10カ国)通貨に対して下げ ている」と話した。

カナダ・ドルはトロント時間午後4時16分(日本時間15日午前 5時16分)現在、前日比0.1%高の1米ドル=1.0267カナダ・ドル (1カナダ・ドル=0.9740米ドル)。一時、1.0216カナダ・ドルと、

1.0147カナダ・ドルを付けた8月6日以来の高値に上昇した。前日 は1.0271カナダ・ドル。

国債市場では米国とカナダの2年物国債利回り格差が拡大し、一 時、95ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)に達した。4月 以降で最低水準となった8月25日には71.11bpだった。投資家ら は米国の政策金利が据え置かれる一方、カナダ銀行の利上げを予想し ている。

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