ブラジル株:ボベスパ指数は4日ぶり下落-ペトロブラスが安い

14日のブラジル株式市場では、 指標のボベスパ指数が4営業日ぶり下落。ブラジル石油公社(ペトロブ ラス)による750億ドル(約6兆2300億円)規模の増資計画で、新株 の発行価格が現行の株価から割安の水準に設定されるとの懸念から値 下がりした。

ペトロブラスは5.1%安と、昨年3月以来最大の下落率を記録。 原油相場が下げに転じたことから同株は下げ幅を拡大した。ブラジル の資産家エイキ・バチスタ氏が経営権を持つ港湾事業会社LLXロジ スチカは7.9%安。港湾の売却価格が一部予想を下回ったことが嫌気 された。鉄鉱石生産で世界最大手のヴァーレは0.7%安。中国が景気 抑制策を維持すると示唆したことから鉄鋼への需要見通しが後退した。

インベストポルト(サンパウロ)で1億5000万レアル相当の運用 に携わるミレラ・ラパポルト氏は、ペトロブラスの株式発行価格は「現 行の株価からディスカウントされた水準となる可能性がある」と指摘。 「今買うより株式発行時に割安な価格で買うのを待っているようだ」と 述べた。

ボベスパ指数は前日比0.5%安の67691.85。一時は0.1%高まで 上昇する場面もあった。通貨レアルは0.1%高の1ドル=1.7094レア ル。