9月の独ZEW景況感:マイナス4.3、19カ月ぶり低水準

ドイツの欧州経済研究所セン ター(ZEW)がまとめた9月の独景況感指数は予想以上に悪化し、 1年7カ月ぶりの低水準となった。ユーロ圏各国の予算削減と世界 的な景気減速が、ドイツの景気見通しへの暗雲となった。

ZEWが14日発表した9月の期待指数はマイナス4.3と、8 月の14.0から急低下。5カ月連続の悪化で、2009年2月以来の 低水準となった。ブルームバーグ・ニュースがエコノミスト36人 を対象に実施した調査の中央値では10.0が見込まれていた。期待 指数は今後6カ月の見通しを示す。

ウニクレディト・グループ(ミュンヘン)のエコノミスト、ア レクサンダー・コッホ氏は、この日のZEW指数は「ドイツ経済の 転換点を示すものだ。成長はピークに達した。世界経済の見通しが 引き続き不透明なことから、ドイツの二番底リスクは残念ながら消 えない。ただ、現状指数はリセッション(景気後退)への逆戻りは 示唆していない」と語った。

ZEWによれば、9月の現状指数は59.9と、8月の44.3か ら上昇し、07年12月以来の高水準となった。

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