民主菅氏再選は日本株に中立、政界亀裂と景気懸念重し-大和長野氏

大和投資信託の長野吉納シニアス トラテジストは、14日に行われた民主党代表選挙で現職の菅直人首相 が再選されたことが日本株に与える影響について、「短期的な相場への 影響は中立だ」との認識を示した。

代表選期間中、対決した小沢一郎前幹事長が勝利するという事前 予想は主要メディアなどで見たことがなく、「菅氏勝利は相場に織り込 み済み」と指摘。しかし、今後の展開を考えると、「民主党分裂の可能 性が強くなるだろう。今回の代表選により、亀裂が入るかも知れない。 ねじれ国会では法案は通らず、政策への期待も出来ない」と言う。

もっとも、そうなると逆に政界再編への期待感も出てくるため、 「中期的には、再編期待がマーケットに期待感を持たせてくれるだろ う」と長野氏は話した。

同氏は当面の日本株について、「売られ過ぎの水準訂正からある程 度は戻りを試すだろうが、世界景気の減速懸念から上値は重い。減速 懸念を後退させるだけの政策を打ち出すことは、ねじれ国会では難し い」との見方を示している。

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