米中小企業:8月の楽観度指数は3カ月ぶり上昇-全米自営業連盟

米中小企業の景況感は、売上高と 景気への悲観的な見通しが後退したことから、8月に3カ月ぶりに改 善した。全米自営業連盟(NFIB)の調査で明らかになった。

NFIBが14日発表した8月の中小企業の楽観度指数は88.8 と、7月の88.1から上昇。同指数を構成する10項目のうち4項目 が上昇し、1項目が横ばいだった。同指数は2007年12月に景気低 迷が始まるまでの5年間は平均100.6となっていた。

NFIBはリポートで、景気と売上高の見通しは改善したものの、 両項目ともなお「リセッション(景気後退)の域内」にあると指摘。 チーフエコノミストのウィリアム・ダンケルバーグ氏は発表文で、「中 小企業のオーナーは今年7-12月(下期)に潜在成長率を下回る景気 を見込んでいる。企業に必要なのは、雇用や設備投資を正当化するた めの顧客だ」と指摘した。

指数の内訳は、今後6カ月の景気改善への期待指数はマイナス 8%と、前月のマイナス15%から改善した。売上高(インフレ調整後) が増加すると予想した経営者の割合は4ポイント改善し、差し引き 0%となった。利益改善見通しはマイナス30%と、前月を3ポイント 上回った。向こう数カ月間に設備投資を計画していると回答した経営 者は差し引き16%と、前月から2ポイント低下した。

調査は8月31日まで実施され、中小企業874社から回答を得た。